3人目の育休明けに転職?時短が使える時期を計算してみた

ツール 公開 2026年10月18日 ・ 情報確認日 2026年10月18日

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この記事の結論

  • 時短勤務の会社の義務は、末っ子が3歳になるまでです。
  • 入社1年未満は、労使協定で時短の対象外にできます。
  • 2歳未満の子なら、転職先の時短でも育児時短就業給付(賃金の10%)の対象です。
  • 末っ子の誕生日と入社日を入れると、使える期間が分かるツールを作りました。

この記事を書いた人

神奈川県在住、共働きで子ども3人を育てています。会社員として働きながら、転職を検討しているところです。

3人目の育休が明けるころ、「このまま復帰するか、転職するか」で迷う人は多いと思います。わが家も同じことを考え、厚生労働省と労働局の資料で制度を調べました。転職した体験ではありません。制度の内容は2026年10月18日に確認したものです。

ママ

3人目の育休明けに転職したら、時短ってすぐ使えるの?

パパ

それが会社次第なんだ。入社1年未満だと対象外にできるんだって。

ママ

えっ、そうなの?いつ転職するかで変わりそうだね。

転職すると関係する4つの制度

3人目の育休明けに転職するとき、気にしたい制度は次の4つです。どれも「末っ子が何歳か」と「入社してどれくらいか」で使えるかが変わります。

制度対象の子入社1年未満の人
時短勤務(会社の義務)3歳未満労使協定で対象外にできる
育児時短就業給付2歳未満雇用保険の条件で判断
柔軟な働き方の措置3歳〜小学校入学前労使協定で対象外にできる
子の看護等休暇小学3年生の終わりまで対象外にできない

時短勤務は、1日の働く時間を原則6時間にできる制度です。労使協定とは、会社と従業員の代表が書面で結ぶ取り決めのことです。結んでいる会社では、入社1年未満の人は時短を断られることがあります。

年齢ごとの会社の義務は転職してすぐ時短勤務できるかの記事に、3歳からの措置の聞き方は柔軟な働き方の措置を転職先で確かめる記事にまとめています。

転職のタイミングを3つ並べた

育休明けの転職は、大きく3つのタイミングに分けられます。転職先が入社1年未満を対象外にしている場合で並べました。

タイミング時短勤務気をつけること
育休中に転職先を決めて退職入社1年たつまで使えないことがある育児休業給付と保育園の手続き
復帰して時短で働き、末っ子2〜3歳で転職1年たつ前に3歳になると使えない3歳からの措置を確かめる
末っ子が3歳になってから転職法律の義務はもうない会社独自の時短があるか

3人目の場合、上の子はもう3歳を過ぎていることが多いはずです。時短勤務の義務は末っ子だけが頼りになるので、末っ子の年齢で考えるのが分かりやすいと思いました。

計算ツール:入社日から使える制度の期間

末っ子の生年月日と、転職先に入る予定の日を入れてください。転職先で育児の制度を使える期間の目安が出ます。

末っ子の生年月日と、転職先に入る予定の日を入れると、転職先で育児の制度を使える期間の目安を出します。

※日付は目安です。入社1年の数え方や制度の細かい条件は、転職先の就業規則で確かめてください。育児時短就業給付は雇用保険の条件(2年間に12か月以上など)もあります。

例えば、末っ子が1歳半のころに入社すると、1年たつのは2歳半です。労使協定がある会社なら、時短勤務の義務を使えるのは3歳になるまでの約半年だけになります。

パパ

入社日を入れたら、時短が使えるのは半年だけだった。

ママ

短っ!会社独自の制度があるかが大事なんだね。

育休中に辞めると、育児休業給付は離職日まで

育休中に転職先を決めて退職する場合は、育児休業給付金の扱いに注意が必要です。育児休業給付は、職場復帰を前提とした給付です。育休の初めから退職を予定している人は、支給の対象になりません。

受給中にやむを得ず離職することになった場合は、2025年4月1日以降、離職日までが支給の対象になりました。それより前は、離職日を含む期間は支給されない扱いでした。

保育園は、育休明けの復職を前提に入園が決まっていることがあります。勤務先が変わるときの届け出や就労証明書の出し直しは、住んでいる市町村の案内で確かめてください。横浜市・川崎市・相模原市の届け出と、退職と入社のあいだが空くときの期限は、転職したときの保育園の手続きの記事に並べました。

転職先の時短でも、2歳までは給付の対象

2025年4月から、2歳未満の子を育てるために時短で働く人に「育児時短就業給付」が出るようになりました。支給額は、時短中に支払われた賃金の10%です(上限などの決まりがあります)。

厚生労働省の資料では、転職して前の会社より所定労働時間が短くなった場合も対象に含まれるとされています。ただし、時短を始める前の2年間に雇用保険の被保険者期間が通算12か月以上あることなどが条件です。時短の前より賃金が下がっていない場合は、支給されないことがあります。

子どもが3人いても、看護等休暇は年10日

子どもの病気やけが、入学式などで休める「子の看護等休暇」は、子が2人以上なら年10日です。3人でも10日のままで、増えません。

2025年4月からは、小学3年生の終わりまでの子が対象になりました。勤続6か月未満の人を労使協定で対象外にする仕組みもなくなったので、入社してすぐでも使えます。

3人分の通院や予防接種を考えると、10日では足りない月もありそうです。転職先に有給休暇とは別の休暇があるかも、聞いておきたいところです。

ママ

結局、入社前に何を聞けばいいの?

パパ

入社1年未満でも時短が使えるか、だね。これが一番大事!

正直なデメリット

次の一歩

  1. ツールに末っ子の生年月日と入社したい時期を入れて、時短が使える期間を見る
  2. 入社前に「入社1年未満を時短や育児の制度の対象外にしているか」を人事に聞く
  3. 育休中に退職するなら、育児休業給付と保育園の手続きを先に確かめる

時短の条件を伝えて求人を探してもらうなら、子育て中の人向けの転職サービスもあります。

出典