生活費、夫婦でいくらずつ出す?折半と収入比で計算してみた

ツール 公開 2026年10月15日 ・ 情報確認日 2026年10月14日

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この記事の結論

  • 生活費の分け方は「折半」「収入比」「残りが同じ」の3つで考えると整理しやすいです。
  • 手取りに差があるほど、折半だと自由に使えるお金の差が大きくなります。
  • 例(夫の手取り29万円・妻24万円・生活費34.6万円)では、折半で月5万円、収入比で約1.7万円、残りが同じなら0円の差です。
  • どれが正解というより、2人で同じ数字を見て決めるのが一番の近道です。

この記事を書いた人

神奈川県在住、共働きで子ども3人を育てています。この記事では、わが家の分け方ではなく、よく使われる3つの分け方を同じ条件で計算して比べました。

この記事でしたことは、総務省統計局の家計調査(2025年)で生活費の平均を確かめ、それを初期値にした計算機を作ったことです。金額の例はすべて「例」です。

ママ

生活費って、夫婦でいくらずつ出すのが普通なんだろ?やっぱり折半?

パパ

手取りが違うと、折半でも残るお金に差が出るんだよね。3通りで計算してみよう。

計算機

数字を変えると、その場で計算し直します。手取りは月の額(ボーナスを月にならした額でもOK)で入れてください。結果は目安です。

2人の手取り合計:- 生活費の割合:-

分け方夫が出す妻が出す自由に使えるお金(夫/妻)
折半---
収入比---
残りが同じ---

※「自由に使えるお金」は、手取りから生活費の負担分を引いた残りです。貯金・こづかい・個人の支払いはここから出す前提です。

3つの分け方の違い

分け方決め方向いている夫婦
折半生活費を半分ずつ出す手取りが近い、分かりやすさ重視
収入比手取りの割合で出す手取りに差があり、負担感をそろえたい
残りが同じ出したあとの手元が同じになるように出す自由に使えるお金を対等にしたい

「残りが同じ」は、手取りの差の半分を、多い方が多めに出す分け方です。手取りの合計から生活費を引いた残りを、2人でちょうど半分にするのと同じ結果になります。

例:夫の手取り29万円・妻24万円・生活費34.6万円

計算機の初期値で計算すると、次のようになります(月の金額、四捨五入)。

分け方夫が出す妻が出す自由に使えるお金(夫/妻)
折半173,000円173,000円117,000円/67,000円
収入比189,321円156,679円100,679円/83,321円
残りが同じ198,000円148,000円92,000円/92,000円

折半だと、自由に使えるお金の差は月5万円、年60万円です。収入比なら差は約1.7万円に縮まり、「残りが同じ」なら差はなくなります。

生活費の目安は?家計調査の平均

総務省統計局の家計調査(2025年)によると、二人以上の世帯のうち勤労者世帯(世帯主が会社員など)の消費支出は月346,297円です。この平均の世帯人員は3.20人です。計算機の生活費の初期値は、この数字を丸めたものです。

項目(2025年・月平均)金額
勤労者世帯の消費支出346,297円
勤労者世帯の可処分所得(手取りに近い)532,408円
二人以上の世帯の食料94,895円
二人以上の世帯の住居18,678円

可処分所得は、収入から税金と社会保険料を引いた額で、手取りに近い考え方です。消費支出には、こづかいや交際費も含まれます。

食料と住居は、二人以上の世帯全体(平均2.87人、世帯主の平均年齢60.7歳)の数字です。住居は持ち家の世帯も含むので、家賃を払っている家にはそのまま当てはまりません。5人家族は平均より人数が多いので、食料などは平均より増える方向で見ておくのが無難です。

家賃も折半?住居費だけ分ける考え方

家賃や住宅ローンは金額が大きいので、生活費とは別に分け方を決める夫婦もいます。たとえば「家賃は収入比、食費と日用品は折半」のように、費目ごとに変える方法です。

この計算機で試すときは、生活費の欄に家賃だけを入れると、家賃の分け方を3通りで比べられます。食費などは別にもう一度入れて、合計を出してください。

パパ

家賃だけ収入比、ほかは折半、みたいな組み合わせもアリだね。

ママ

うーん、細かく分けすぎると毎月の計算が面倒になりそう…

パパ

そこが迷いどころなんだよね。費目は2つくらいまでにしとくと続けやすいと思う。

決めるときに話しておきたいこと

何を「生活費」に入れるか

食費・日用品・光熱費・通信費・子どもの費用・車など。こづかいや個人の保険は入れないことが多いです。

育休・時短で手取りが減ったとき

収入比なら自動で負担が軽くなります。折半なら見直しのルールを決めておきます。

貯金はどこから出すか

生活費とは別に、2人で毎月いくら積み立てるかも一緒に決めると、自由に使えるお金の意味がはっきりします。

児童手当

生活費の口座に入れるか、子どもの貯金にするか。金額は児童手当の計算機で出せます。

ママ

数字が出ると話し合いやすいね!まず今の手取りで入れてみよ。

パパ

あ、ボーナスをどうするかも、ついでに決めとこう。

正直なデメリット

次の一歩

  1. 2人の手取り(月)と、今の生活費をざっくり出して計算機に入れる。
  2. 3つの分け方を見比べて、どれにするか、見直すタイミング(昇給・育休など)も一緒に決める。
  3. 家事の分担も合わせて見直すなら、家事分担表テンプレートを使ってみてください。
  4. 生活費のうち食費を下げたいときは、宅食と自炊の費用比較も参考にどうぞ。

出典