生活費、夫婦でいくらずつ出す?折半と収入比で計算してみた
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この記事の結論
- 生活費の分け方は「折半」「収入比」「残りが同じ」の3つで考えると整理しやすいです。
- 手取りに差があるほど、折半だと自由に使えるお金の差が大きくなります。
- 例(夫の手取り29万円・妻24万円・生活費34.6万円)では、折半で月5万円、収入比で約1.7万円、残りが同じなら0円の差です。
- どれが正解というより、2人で同じ数字を見て決めるのが一番の近道です。
この記事を書いた人
神奈川県在住、共働きで子ども3人を育てています。この記事では、わが家の分け方ではなく、よく使われる3つの分け方を同じ条件で計算して比べました。
この記事でしたことは、総務省統計局の家計調査(2025年)で生活費の平均を確かめ、それを初期値にした計算機を作ったことです。金額の例はすべて「例」です。
ママ 生活費って、夫婦でいくらずつ出すのが普通なんだろ?やっぱり折半?
パパ 手取りが違うと、折半でも残るお金に差が出るんだよね。3通りで計算してみよう。
計算機
数字を変えると、その場で計算し直します。手取りは月の額(ボーナスを月にならした額でもOK)で入れてください。結果は目安です。
2人の手取り合計:- 生活費の割合:-
| 分け方 | 夫が出す | 妻が出す | 自由に使えるお金(夫/妻) |
|---|---|---|---|
| 折半 | - | - | - |
| 収入比 | - | - | - |
| 残りが同じ | - | - | - |
※「自由に使えるお金」は、手取りから生活費の負担分を引いた残りです。貯金・こづかい・個人の支払いはここから出す前提です。
3つの分け方の違い
| 分け方 | 決め方 | 向いている夫婦 |
|---|---|---|
| 折半 | 生活費を半分ずつ出す | 手取りが近い、分かりやすさ重視 |
| 収入比 | 手取りの割合で出す | 手取りに差があり、負担感をそろえたい |
| 残りが同じ | 出したあとの手元が同じになるように出す | 自由に使えるお金を対等にしたい |
「残りが同じ」は、手取りの差の半分を、多い方が多めに出す分け方です。手取りの合計から生活費を引いた残りを、2人でちょうど半分にするのと同じ結果になります。
例:夫の手取り29万円・妻24万円・生活費34.6万円
計算機の初期値で計算すると、次のようになります(月の金額、四捨五入)。
| 分け方 | 夫が出す | 妻が出す | 自由に使えるお金(夫/妻) |
|---|---|---|---|
| 折半 | 173,000円 | 173,000円 | 117,000円/67,000円 |
| 収入比 | 189,321円 | 156,679円 | 100,679円/83,321円 |
| 残りが同じ | 198,000円 | 148,000円 | 92,000円/92,000円 |
折半だと、自由に使えるお金の差は月5万円、年60万円です。収入比なら差は約1.7万円に縮まり、「残りが同じ」なら差はなくなります。
生活費の目安は?家計調査の平均
総務省統計局の家計調査(2025年)によると、二人以上の世帯のうち勤労者世帯(世帯主が会社員など)の消費支出は月346,297円です。この平均の世帯人員は3.20人です。計算機の生活費の初期値は、この数字を丸めたものです。
| 項目(2025年・月平均) | 金額 |
|---|---|
| 勤労者世帯の消費支出 | 346,297円 |
| 勤労者世帯の可処分所得(手取りに近い) | 532,408円 |
| 二人以上の世帯の食料 | 94,895円 |
| 二人以上の世帯の住居 | 18,678円 |
可処分所得は、収入から税金と社会保険料を引いた額で、手取りに近い考え方です。消費支出には、こづかいや交際費も含まれます。
食料と住居は、二人以上の世帯全体(平均2.87人、世帯主の平均年齢60.7歳)の数字です。住居は持ち家の世帯も含むので、家賃を払っている家にはそのまま当てはまりません。5人家族は平均より人数が多いので、食料などは平均より増える方向で見ておくのが無難です。
家賃も折半?住居費だけ分ける考え方
家賃や住宅ローンは金額が大きいので、生活費とは別に分け方を決める夫婦もいます。たとえば「家賃は収入比、食費と日用品は折半」のように、費目ごとに変える方法です。
この計算機で試すときは、生活費の欄に家賃だけを入れると、家賃の分け方を3通りで比べられます。食費などは別にもう一度入れて、合計を出してください。
パパ 家賃だけ収入比、ほかは折半、みたいな組み合わせもアリだね。
ママ うーん、細かく分けすぎると毎月の計算が面倒になりそう…
パパ そこが迷いどころなんだよね。費目は2つくらいまでにしとくと続けやすいと思う。
決めるときに話しておきたいこと
何を「生活費」に入れるか
食費・日用品・光熱費・通信費・子どもの費用・車など。こづかいや個人の保険は入れないことが多いです。
育休・時短で手取りが減ったとき
収入比なら自動で負担が軽くなります。折半なら見直しのルールを決めておきます。
貯金はどこから出すか
生活費とは別に、2人で毎月いくら積み立てるかも一緒に決めると、自由に使えるお金の意味がはっきりします。
児童手当
生活費の口座に入れるか、子どもの貯金にするか。金額は児童手当の計算機で出せます。
ママ 数字が出ると話し合いやすいね!まず今の手取りで入れてみよ。
パパ あ、ボーナスをどうするかも、ついでに決めとこう。
正直なデメリット
- 手取りの額は、毎月の給与明細の差引支給額で入れる必要があります。ボーナスや残業で変わるので、ざっくりの数字になります。
- 家事・育児の負担は計算に入っていません。時短勤務で手取りが少ない分、家のことを多く担っている場合など、お金だけで公平かどうかは決められません。
- 家計調査の平均は全国の数字で、神奈川の家賃や5人家族の食費をそのまま表すものではありません。
次の一歩
- 2人の手取り(月)と、今の生活費をざっくり出して計算機に入れる。
- 3つの分け方を見比べて、どれにするか、見直すタイミング(昇給・育休など)も一緒に決める。
- 家事の分担も合わせて見直すなら、家事分担表テンプレートを使ってみてください。
- 生活費のうち食費を下げたいときは、宅食と自炊の費用比較も参考にどうぞ。