幼稚園・保育園・認定こども園、共働きならどれ?預かり保育で比べた

比較 公開 2026年10月15日 ・ 情報確認日 2026年10月14日

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この記事の結論

  • 共働きでも幼稚園は選べます。カギは預かり保育で、保育の必要性の認定を受ければ月1.13万円まで無償化されます。
  • 横浜市型預かり保育の園なら、平日7時30分から18時30分まで、夏休みも預けられます(平日型は夏に最大5日休園)。
  • 0〜2歳から預けたいなら保育園か認定こども園。3歳からなら、3つとも利用料は無償化の対象です。
  • 迷ったら、夏休みの預け先と18時以降のお迎えがどうなるかで比べると決めやすいです。

この記事を書いた人

神奈川県在住、共働きで子ども3人を育てています。「共働きだと幼稚園は無理」とよく聞くので、本当にそうなのか、制度の側から確かめました。

この記事でしたことは、こども家庭庁の無償化のページとFAQ、横浜市の預かり保育と保育の基準のページを読み、共働き家庭が気になる点を表にまとめたことです。園への問い合わせや見学はしていません。内容は2026年10月14日時点の公式情報です。

ママ

近所の幼稚園、雰囲気いいんだよね。でも共働きだと無理って聞くし、夏休みが長いのも心配…

パパ

預かり保育を調べたら、思ってたより選べそうだったよ!時間と夏休みで比べてみよう。

まず1号・2号・3号認定の違い

幼稚園・保育園・認定こども園を使うときは、市町村から「認定」を受けます。どの認定になるかで、使える施設と時間が決まります。

認定子どもの年齢条件主な行き先
1号3〜5歳保育の必要性は問わない幼稚園、認定こども園(教育利用)
2号3〜5歳共働きなど保育が必要保育園、認定こども園(保育利用)
3号0〜2歳共働きなど保育が必要保育園、認定こども園、小規模保育など

2号・3号には、保育標準時間(最長11時間)と保育短時間(最長8時間)があります。横浜市の基準では、標準時間は月120時間以上、短時間は月64時間以上の就労などが目安です。

幼稚園の基本の時間(教育標準時間)は原則4時間です。共働きでそれより長く預けるときに使うのが、次の預かり保育です。

3つを共働き目線で比べた

比べるところ幼稚園保育園認定こども園
預けられる年齢3歳から(満3歳から受け入れる園もある)0歳から0歳から
基本の時間原則4時間+預かり保育最長11時間認定による
夏休みある(預かり保育で補う)長い休みはない園による(利用の区分で違う場合あり)
入りやすさ園ごとに申し込み市の利用調整(ランク)で決まる1号は園に、2号・3号は市に申し込み

「保育園は長い休みがない」は一般的な運営の話で、お盆や年末年始の休みは園ごとに違います。認定こども園の時間や休みも園によって差があるので、見学のときに確認してください。

無償化でかかるお金はどう変わる?

3〜5歳は、幼稚園・保育園・認定こども園とも利用料が無償化の対象です。こども家庭庁の資料で確認できた上限は次のとおりです。

使うもの無償化の範囲条件
幼稚園・保育園・認定こども園(3〜5歳)利用料が無料新制度に移行していない幼稚園は月2.57万円まで
幼稚園の預かり保育月1.13万円まで保育の必要性の認定が必要。日額450円×利用日数との少ないほう
認可外保育施設など3〜5歳は月3.7万円まで保育の必要性の認定が必要
0〜2歳の保育住民税非課税世帯のみ共働きで課税されている世帯は保育料がかかる

給食の主食費・副食費は、無償化のあとも原則として施設が保護者から集めます。「無料」と聞いても、給食費や行事費、制服代などは別にかかると考えておくと安全です。

預かり保育の上限は月ごとに判定されます。夏休みに上限を超えた月があっても、ほかの月の余りで埋めることはできません。

横浜市型預かり保育なら18時30分まで

横浜市には「横浜市型預かり保育(わくわく!はまタイム)」という仕組みがあり、2026年4月時点で238園が認定されています。

項目平日型通常型
月〜金7時30分から18時30分7時30分から18時30分
土曜休み7時30分から15時30分
夏休みなど実施(夏休み中に最大5日休園)実施
3〜5歳の利用料対象なら0円対象なら0円

3〜5歳で2号相当の認定がある子(保護者が育児休業中の場合を除く)などが対象です。対象になれば、園が無償化の給付を保護者に代わって受け取るため、利用料の負担は0円になります。

一部の園は18時30分以降も延長しています。申し込みは各園に、認定の手続きは園がある区のこども家庭支援課で行います。

パパ

横浜市型の園なら夕方18時30分まで。時間だけなら保育園とあんまり変わらないね。

ママ

えっ、平日型だと夏に最大5日お休みがあるの?そこだけ有休か誰かに頼む前提だね。

「共働きで幼稚園は無理」と言われる理由

調べてみると、制度より運用の面で大変になりやすい点がありました。

逆に、上の子が幼稚園、下の子が保育園と別々になると送迎が2か所になります。きょうだいで同じ施設にしたいなら、0歳から5歳まで通える認定こども園が候補に入ります。

認定こども園は「途中で働き方が変わる」家庭に向く

認定こども園は、幼稚園と保育園の両方の役割を持つ施設です。同じ園の中で、教育利用(1号)と保育利用(2号・3号)の子が一緒に過ごします。

横浜市の利用調整基準には、認定こども園の教育利用から同じ園の保育利用に申し込むと調整指数が5点つく項目があります。育休中は1号で通い、復職に合わせて同じ園の2号に切り替える、という使い方を考えやすい仕組みです。保育園の点数のしくみは保育園の点数、横浜・川崎の比較にまとめています。

正直なデメリット

次の一歩

  1. 通わせたい園が横浜市型預かり保育の認定園かどうか、市のページか園で確認する
  2. 夏休み・冬休みに預かりがない日を数え、その日に誰が休むか先に決めておく
  3. 小学校に上がると、今度は学童の夏休みが課題になります。小学生の夏休みの預け先の比較も見ておくと、先の見通しが立ちます
  4. 熱が出た日の預け先は別に考える必要があるので、病児保育の比較で登録先を決めておく

出典