幼稚園・保育園・認定こども園、共働きならどれ?預かり保育で比べた
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この記事の結論
- 共働きでも幼稚園は選べます。カギは預かり保育で、保育の必要性の認定を受ければ月1.13万円まで無償化されます。
- 横浜市型預かり保育の園なら、平日7時30分から18時30分まで、夏休みも預けられます(平日型は夏に最大5日休園)。
- 0〜2歳から預けたいなら保育園か認定こども園。3歳からなら、3つとも利用料は無償化の対象です。
- 迷ったら、夏休みの預け先と18時以降のお迎えがどうなるかで比べると決めやすいです。
この記事を書いた人
神奈川県在住、共働きで子ども3人を育てています。「共働きだと幼稚園は無理」とよく聞くので、本当にそうなのか、制度の側から確かめました。
この記事でしたことは、こども家庭庁の無償化のページとFAQ、横浜市の預かり保育と保育の基準のページを読み、共働き家庭が気になる点を表にまとめたことです。園への問い合わせや見学はしていません。内容は2026年10月14日時点の公式情報です。
ママ 近所の幼稚園、雰囲気いいんだよね。でも共働きだと無理って聞くし、夏休みが長いのも心配…
パパ 預かり保育を調べたら、思ってたより選べそうだったよ!時間と夏休みで比べてみよう。
まず1号・2号・3号認定の違い
幼稚園・保育園・認定こども園を使うときは、市町村から「認定」を受けます。どの認定になるかで、使える施設と時間が決まります。
| 認定 | 子どもの年齢 | 条件 | 主な行き先 |
|---|---|---|---|
| 1号 | 3〜5歳 | 保育の必要性は問わない | 幼稚園、認定こども園(教育利用) |
| 2号 | 3〜5歳 | 共働きなど保育が必要 | 保育園、認定こども園(保育利用) |
| 3号 | 0〜2歳 | 共働きなど保育が必要 | 保育園、認定こども園、小規模保育など |
2号・3号には、保育標準時間(最長11時間)と保育短時間(最長8時間)があります。横浜市の基準では、標準時間は月120時間以上、短時間は月64時間以上の就労などが目安です。
幼稚園の基本の時間(教育標準時間)は原則4時間です。共働きでそれより長く預けるときに使うのが、次の預かり保育です。
3つを共働き目線で比べた
| 比べるところ | 幼稚園 | 保育園 | 認定こども園 |
|---|---|---|---|
| 預けられる年齢 | 3歳から(満3歳から受け入れる園もある) | 0歳から | 0歳から |
| 基本の時間 | 原則4時間+預かり保育 | 最長11時間 | 認定による |
| 夏休み | ある(預かり保育で補う) | 長い休みはない | 園による(利用の区分で違う場合あり) |
| 入りやすさ | 園ごとに申し込み | 市の利用調整(ランク)で決まる | 1号は園に、2号・3号は市に申し込み |
「保育園は長い休みがない」は一般的な運営の話で、お盆や年末年始の休みは園ごとに違います。認定こども園の時間や休みも園によって差があるので、見学のときに確認してください。
無償化でかかるお金はどう変わる?
3〜5歳は、幼稚園・保育園・認定こども園とも利用料が無償化の対象です。こども家庭庁の資料で確認できた上限は次のとおりです。
| 使うもの | 無償化の範囲 | 条件 |
|---|---|---|
| 幼稚園・保育園・認定こども園(3〜5歳) | 利用料が無料 | 新制度に移行していない幼稚園は月2.57万円まで |
| 幼稚園の預かり保育 | 月1.13万円まで | 保育の必要性の認定が必要。日額450円×利用日数との少ないほう |
| 認可外保育施設など | 3〜5歳は月3.7万円まで | 保育の必要性の認定が必要 |
| 0〜2歳の保育 | 住民税非課税世帯のみ | 共働きで課税されている世帯は保育料がかかる |
給食の主食費・副食費は、無償化のあとも原則として施設が保護者から集めます。「無料」と聞いても、給食費や行事費、制服代などは別にかかると考えておくと安全です。
預かり保育の上限は月ごとに判定されます。夏休みに上限を超えた月があっても、ほかの月の余りで埋めることはできません。
横浜市型預かり保育なら18時30分まで
横浜市には「横浜市型預かり保育(わくわく!はまタイム)」という仕組みがあり、2026年4月時点で238園が認定されています。
| 項目 | 平日型 | 通常型 |
|---|---|---|
| 月〜金 | 7時30分から18時30分 | 7時30分から18時30分 |
| 土曜 | 休み | 7時30分から15時30分 |
| 夏休みなど | 実施(夏休み中に最大5日休園) | 実施 |
| 3〜5歳の利用料 | 対象なら0円 | 対象なら0円 |
3〜5歳で2号相当の認定がある子(保護者が育児休業中の場合を除く)などが対象です。対象になれば、園が無償化の給付を保護者に代わって受け取るため、利用料の負担は0円になります。
一部の園は18時30分以降も延長しています。申し込みは各園に、認定の手続きは園がある区のこども家庭支援課で行います。
パパ 横浜市型の園なら夕方18時30分まで。時間だけなら保育園とあんまり変わらないね。
ママ えっ、平日型だと夏に最大5日お休みがあるの?そこだけ有休か誰かに頼む前提だね。
「共働きで幼稚園は無理」と言われる理由
調べてみると、制度より運用の面で大変になりやすい点がありました。
- 預かり保育をしていない園、時間が短い園もある。横浜市型に入っていない園は、時間と料金を園ごとに確認する必要があります
- 夏休み・冬休み・春休みの預かりに休みの日がある。平日型は夏に最大5日休園します
- 行事や保護者の当番、お弁当の日などは園ごとに違う。制度の資料には書かれていないので、見学で聞くしかありません
- 0〜2歳は幼稚園に通えない。下の子が小さいうちは、保育園か認定こども園と組み合わせることになります
逆に、上の子が幼稚園、下の子が保育園と別々になると送迎が2か所になります。きょうだいで同じ施設にしたいなら、0歳から5歳まで通える認定こども園が候補に入ります。
認定こども園は「途中で働き方が変わる」家庭に向く
認定こども園は、幼稚園と保育園の両方の役割を持つ施設です。同じ園の中で、教育利用(1号)と保育利用(2号・3号)の子が一緒に過ごします。
横浜市の利用調整基準には、認定こども園の教育利用から同じ園の保育利用に申し込むと調整指数が5点つく項目があります。育休中は1号で通い、復職に合わせて同じ園の2号に切り替える、という使い方を考えやすい仕組みです。保育園の点数のしくみは保育園の点数、横浜・川崎の比較にまとめています。
正直なデメリット
- 幼稚園+預かり保育は、保育園より親の出番(行事・当番など)が多くなる可能性があります。園ごとの差が大きく、制度の資料では比べられません。
- 預かり保育の無償化は月1.13万円までです。横浜市型以外の園で預かり料金が高いと、上限を超えた分は自己負担になります。
- 認定こども園の2号・3号枠は、保育園と同じく市の利用調整で決まります。「こども園なら入りやすい」とは限りません。
- この記事の預かり保育の時間は横浜市の制度です。川崎市やほかの市町村は、園と市のページで確認してください。
次の一歩
- 通わせたい園が横浜市型預かり保育の認定園かどうか、市のページか園で確認する
- 夏休み・冬休みに預かりがない日を数え、その日に誰が休むか先に決めておく
- 小学校に上がると、今度は学童の夏休みが課題になります。小学生の夏休みの預け先の比較も見ておくと、先の見通しが立ちます
- 熱が出た日の預け先は別に考える必要があるので、病児保育の比較で登録先を決めておく