川崎市の産後家事支援ヘルパー、料金は?1時間800円を民間と比べた

制度 公開 2026年10月16日 ・ 情報確認日 2026年10月16日

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この記事の結論

  • 川崎市の産後ヘルパーは1時間800円です(生活保護・非課税世帯は免除)。
  • 使えるのは産後6か月を迎える日までで、合計40時間まで、8〜19時です。
  • 40時間使い切ると32,000円+交通費で、民間より数万円安く収まります。
  • 申し込みは区役所ではなく、市が認めた事業者に直接します。

この記事を書いた人

神奈川県在住、共働きで子ども3人を育てています。宅食はツクリオを使っていて、家事代行は検討中です。川崎市の産前・産後家庭支援ヘルパーは利用したことがありません。

この記事では、川崎市の事業ページ・実施要綱のページ・認定事業者一覧を読み、料金・時間・対象・申し込み方を整理しました。そのうえで、民間の家事代行と1時間あたりと合計額で比べています。市や事業者への問い合わせはしていません。2026年10月16日時点の情報です。

ママ

産後に上の子もいたら、家事なんて回らないよね…。

パパ

川崎市にも産後ヘルパーがあるんだって!料金を調べたよ。

ママ

えっ、いくらだったの?

パパ

1回2,050円って資料もあるけど、古いみたい。今のを見てみよう。

川崎市の産後ヘルパー、早見表

制度の正式な名前は「産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業」です。市が認めた事業者が家にヘルパーを派遣し、家事や育児を手伝います。市の事業ページ(2026年6月15日更新)で確かめた内容をまとめました。

項目内容
対象川崎市に住む妊産婦で、昼間に他に家事・育児をする人がいない人
使える期間産前から産後6か月を迎える日まで(多胎は産後1年)
料金1時間800円+事業者ごとの交通費
免除生活保護世帯・世帯全員が市民税非課税の世帯
時間帯8時〜19時(事業者によって短いことがある)
1日の上限4時間以内・2回まで
合計の上限40時間まで(多胎は120時間まで)
1回の長さ原則2時間から(一部の事業者は1時間から)
申し込み先認定事業者に直接(7日前までが原則)

「産後6か月を迎える日」は、1月1日に出産した人なら7月1日です。早産(37週未満)の場合は、出産予定日から期間を数えます。

料金は「1回いくら」から「1時間800円」に変わった

検索で出てくる古い資料には、1回2時間で1,450〜2,050円といった料金が載っています。これは改正前の要綱(令和7年1月1日施行分)の料金で、回数も「20回まで」でした。

要綱は2026年4月1日に改正されていて、今の市の事業ページは1時間800円・40時間までです。区のページ(2026年3月30日更新)には、まだ1回ごとの旧料金が載っているものがありました。いつの申し込みから新しい料金になるかは、市の母子保健担当(044-200-2450)で確かめると確実です。

共働き家庭が気をつけたい条件

対象は「昼間に他に育児や家事を行う人がいない」人です。夫が育休を取って日中家にいる期間に使えるのかは、公式ページだけでは判断できませんでした。

また、この事業は母親が家にいる状態で家事・育児を手伝う仕組みです。母親が留守の間の預かりはできないと書かれています。発熱や咳など、家族に感染症の疑いがある日も使えません。

ヘルパーに頼めること・頼めないこと

市の事業ページに書かれている支援内容は次のとおりです。

種類頼めること
育児授乳、おむつ交換、沐浴の介助、育児環境の整備
上の子保育園などへの送迎(今回の出産の子の兄・姉だけ)
家事食事の準備と後片付け、洗濯、部屋の掃除や整理整頓、生活必需品の買い物

反対に、次のものはできないとされています。

上の子の送迎が入っているのは助かる点です。ただ、送迎に対応するのは一部の事業者なので、申し込む前に事業者に聞いておくと安心です。

申し込みの流れ

横浜市と違い、区役所での面接はありません。事業者に直接申し込みます。

  1. 市のページの「認定事業者一覧」から、家に来てもらえる事業者を選ぶ
  2. 事業者に連絡する(Webフォーム・メールなど、事業者によって違う)
  3. 「利用申請書(第9号様式)」と「利用日程申請書兼確認書(第9号様式の2)」を出す
  4. 原則、派遣を始めたい日の7日前までに申し込む

複数の事業者を使うこともでき、そのときは市の「利用日程記録用紙」で合計時間を自分で管理します。非課税世帯の免除を受けるときは、非課税証明書などが要ります(川崎市に住民登録があれば省略できる場合あり)。

事業者で時間・交通費が違う

2026年7月1日からの認定事業者一覧を見ると、8〜19時に対応する事業者と、平日9〜17時だけの事業者がありました。土曜に対応する事業者もあります。

交通費も無料・一律400〜1,000円・実費とばらばらです。一覧には大手の家事代行会社(ベアーズ)も入っていました。時間帯と交通費は事業者で選ぶ、と考えておくと迷いにくいです。直前のキャンセルには、事業者ごとのキャンセル料がかかる場合があります。

民間の家事代行と比べると

民間の料金は、家事代行4社の料金比較で2026年10月11日に調べた数字を使いました。タスカジの最低料金は、タスカジの公式メディアの記載(2026年10月16日確認)とも合っていました。

項目川崎市の産後ヘルパータスカジ会社型の家事代行
1時間あたり800円定期1,500円〜・スポット1,800円〜定期で約2,800〜5,500円
1回の長さ原則2時間〜(1時間可の事業者も)3時間固定2〜3時間〜
別にかかるもの交通費(事業者による)利用料と交通費(実費)交通費など(会社による)
使える時期産後6か月を迎える日までいつでもいつでも
時間帯8〜19時スタッフによる会社による

タスカジは登録スタッフを選ぶマッチング型で、料金はスタッフごとに違います。上の「〜」は一番安いプランの料金です。

40時間使ったら、いくら違う?

市のヘルパーの上限40時間を、民間で同じだけ頼んだ場合を計算しました。交通費・利用料は含めていません。

頼み先計算40時間の合計
川崎市の産後ヘルパー800円×40時間32,000円
タスカジ(定期の最低プラン)1,500円×40時間60,000円〜
タスカジ(スポットの最低プラン)1,800円×40時間72,000円〜
会社型(定期の下の方)2,800円×40時間112,000円〜

市のヘルパーを使い切るだけで、タスカジの定期と比べても28,000円以上の差が出ます。産後6か月はおよそ26週なので、40時間は週1回・1.5時間くらいのペースで使い切る量です。

横浜市とのちがい

同じ神奈川でも、横浜市の産前産後ヘルパーとは仕組みがかなり違います。

項目川崎市横浜市
料金1時間800円1回(2時間以内)1,500円
上限合計40時間産後20回
時間帯8〜19時平日9〜17時
申し込み事業者に直接区役所で面接

横浜市の料金・減免・キャンセル料は、横浜市の産後ヘルパーと家事代行の分け方にまとめています。

パパ

1時間あたりなら民間の半分くらいだね。先に使い切りたいな。

ママ

でしょ?夕方も19時まで来てくれる事業者があるのは大きいよ!

パパ

なるほど。でも土日と6か月以降はどうする?

ママ

そこは民間か宅食で埋める形でいいんじゃない?

市のヘルパーと民間、こう分ける

困りごとごとに、どちらが向くかを整理しました。制度で決まっている時間・内容から考えたもので、使ってみた結果ではありません。

困りごと市の産後ヘルパー民間の家事代行
平日の料理・洗濯・掃除向く(安い)40時間を使い切ったら
沐浴・おむつ・授乳の介助向く(育児支援に入っている)会社によっては対象外
19時以降の夕食・片付け時間外で使えない向く
日曜の家事応相談の事業者だけ向く
大掃除対象外向く
産後6か月を迎えたあと使えない向く

調べた家事代行は最低2〜3時間からなので、夕方に1時間だけ頼むのは難しいことがあります。月の費用感は、家事代行の費用と浮く時間の計算機で試せます。

正直なデメリット

次の一歩

  1. 市のページの認定事業者一覧で、家まで来てもらえて時間帯が合う事業者を2〜3社選ぶ。
  2. 市の母子保健担当(044-200-2450)に、夫の育休中でも対象になるかを聞く。
  3. 19時以降・日曜・産後6か月以降の家事をどこまで外に出すか決めて、民間の家事代行の最低時間と料金を比べる。
  4. 産後の食事は、宅食で減らす手もあります。子ども3人の家で宅食5社を比べた記事で1食あたりの料金をまとめました。
  5. 買い物に出にくい時期は、ネットスーパーも候補です。中原区のネットスーパーを町ごとに調べた記事もあります。

出典