横浜市の産後ヘルパーと家事代行、併用するならどう分ける?

制度 公開 2026年10月16日 ・ 情報確認日 2026年10月16日

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この記事の結論

  • 横浜市の産後ヘルパーは1回2時間で1,500円です(減免あり)。
  • 使えるのは産後5か月未満で20回まで、平日9〜17時だけです。
  • 夕方・土日・5か月以降は、民間の家事代行で補う分け方が考えやすいです。
  • 市の要綱に民間との併用を禁じる記載はありませんが、区役所で確認すると安心です。

この記事を書いた人

神奈川県在住、共働きで子ども3人を育てています。宅食はツクリオを使っていて、家事代行は検討中です。横浜市の産前産後ヘルパーは利用したことがありません。

この記事では、横浜市の公式ページと事業の実施要綱を読み、対象・料金・時間・できることを整理しました。そのうえで、民間の家事代行と組み合わせるときの分け方を考えています。区役所や事業者への問い合わせはしていません。2026年10月16日時点の情報です。

ママ

赤ちゃんが来たら、上の子もいるし家事が回る気がしない…。

パパ

横浜市に産後ヘルパーがあるんだって!料金を調べてみるよ。

ママ

えっ、市のヘルパーだけで足りるのかな?

パパ

時間に制限があるみたい。民間と分ける前提で見てみよう。

横浜市の産前産後ヘルパー、使える条件

横浜市の「産前産後ヘルパー派遣事業」は、妊娠中や出産後に家事・育児を手伝うヘルパーを家に派遣する制度です。市の公式ページと実施要綱で確かめた内容をまとめます。

項目内容
対象横浜市に住民登録がある世帯
産後に使える期間出産後5か月未満(多胎児は1年未満)
回数の上限産前・産後それぞれ20回以内(多胎児は産後40回以内)
曜日と時間月〜金の9時〜17時(祝日・12月29日〜1月3日を除く)
1回の長さ2時間以内、1日2回まで
料金1回1,500円

2025年4月からは、第1子の妊娠中でも使えるようになりました。早産などで赤ちゃんが入院している場合も、区役所に相談して使えることがあると書かれています。

共働き家庭が気をつけたい条件

対象は「日中に家事・育児を行う人が他におらず、支援が必要な世帯」です。共働きでも、夫が育休を取って日中家にいる期間はこの条件に当てはまるのか、公式ページだけでは判断できませんでした。

育休の取り方を決める前に、区役所のこども家庭支援課で確認しておくと計画が立てやすいです。

料金と減免

料金は1回(2時間以内)ごとに決まっています。

世帯区分1回の料金
生活保護世帯・住民税非課税世帯0円
市民税の所得割額77,100円以下の世帯500円
上記以外1,500円

買い物などで移動するときの交通費は、実費を利用者が払います。利用料と実費は、市ではなく派遣される事業者に払う仕組みです。

ヘルパーに頼めること・頼めないこと

実施要綱に書かれている支援内容は次のとおりです。

種類頼めること
家事食事の準備と後片付け、洗濯、居室の掃除や整理整頓、生活必需品の買い物など
育児授乳の介助、調乳、おむつ交換、もく浴の介助など
上の子保育園・学校などへの送迎補助(保護者が一緒の場合に限る)

反対に、はっきり「できない」とされているのは次のものです。

上の子の送迎は、保護者が一緒に行く場合の補助です。ヘルパーだけに送迎を任せることはできないと読めます。大掃除や作り置きがどこまで頼めるかは書かれていなかったので、事業者に聞くのが確実です。

申し込みの流れ

産後に使う場合は、妊娠32週以降に事前の登録ができます。

  1. 使いたい事業者に電話して、派遣できるかを確認する
  2. 区役所のこども家庭支援課で申請する(面接があるので郵送は不可)
  3. 申請は利用開始希望日の7日前(閉庁日を除く)までに出す
  4. 「利用承認通知書」が届いたら、利用日の3日前17時までに事業者へ申し込む

同時に使える事業者は1つだけで、事業者は区によって違います。出産後は外出が難しいので、妊娠32週を過ぎたら早めに登録しておくと動きやすいです。

キャンセルの扱い

日程の変更や中止は、利用日の3日前(閉庁日を除く)の17時までに連絡します。これを過ぎると「中止」扱いになり、次のキャンセル料がかかります。

連絡したタイミングキャンセル料
派遣前日の17時まで0円
前日17時以降〜当日の出発前800円
連絡がなく訪問してしまった1,500円

キャンセルした分も、20回の利用回数に数えられます。

民間の家事代行と比べると

民間の家事代行の料金は、家事代行4社の料金比較で調べました。2026年10月11日時点で、会社型の定期利用は1時間あたり約2,800〜5,500円でした。

項目横浜市の産後ヘルパー民間の家事代行
1時間あたり750円(2時間使った場合)約2,800〜5,500円(会社型の定期)
使える時期産後5か月未満いつでも
曜日・時間平日9〜17時会社による(土日・夕方に追加料金の会社もある)
回数20回まで上限なし
申し込み区役所で面接が要る会社に直接申し込む

1時間あたりで比べると、市のヘルパーは民間の4分の1以下です。2時間を20回すべて使うと、40時間で30,000円という計算になります。

産後5か月はおよそ21〜22週なので、20回は週1回くらいのペースで使い切る量です。

パパ

市のほうが1時間あたりずっと安いね。先に使い切りたいな。

ママ

でも平日の昼だけでしょ?夕方の戦争が一番キツいんだよね。

パパ

なるほど!夕方は民間に回すって分け方がよさそうだね。

併用するなら、こう分ける早見表

市のヘルパーと民間の家事代行で、困りごとごとにどちらが向くかを整理しました。市の制度で決まっている時間・内容から考えたもので、使ってみた結果ではありません。

困りごと市の産後ヘルパー民間の家事代行
平日昼の料理・洗濯・掃除向く(安い)市の回数を使い切ったら
赤ちゃんのもく浴・おむつ向く(育児支援に入っている)会社によっては対象外
夕方の夕食づくり(17時以降)時間外で使えない向く
土日の家事使えない向く
上の子の送迎保護者同伴の補助だけ会社ごとに要確認
産後5か月以降使えない向く
大掃除・作り置き要綱に記載なし(事業者に確認)料理のメニューがある会社もある

考え方としては、平日昼は市のヘルパー、それ以外を民間で埋める形です。調べた家事代行4社は最低2〜3時間からなので、夕方に短時間だけ頼むのは難しいこともあります。

併用してもいいの?

実施要綱の申請書には「事業者の併用はできません」と書かれています。これは、市のヘルパー事業の中で複数の事業者を同時に使えないという意味です。

民間の家事代行を自費で頼むことを禁じる記載は、要綱には見当たりませんでした。ただ、明確に「併用できます」と書かれているわけでもないので、申請のときに区役所で聞いておくと安心です。

月の費用感は、家事代行の費用と浮く時間の計算機で試せます。

正直なデメリット

次の一歩

  1. 妊娠32週を過ぎたら、住んでいる区の事業者一覧(市のページにあるPDF)を見て電話で確認する。
  2. 区役所のこども家庭支援課で、夫の育休中でも対象になるか、民間との併用に決まりがないかを聞く。
  3. 夕方・土日の家事をどこまで外に出すか決めて、民間の家事代行の最低時間と料金を比べる。
  4. 産後の食事は、宅食で減らす手もあります。子ども3人の家で宅食5社を比べた記事で1食あたりの料金をまとめました。
  5. 川崎市の産後ヘルパーは1時間ごとの料金で、仕組みが違います。川崎市の産後家事支援ヘルパーの料金と民間との比較にまとめました。
  6. エアコンの分解洗浄のような年に数回の掃除は、ハウスクリーニングの手もあります。エアコンや水回りをプロに頼むときの料金と頼み方を調べました。 出産前に頼むなら、予定日から作業日と予約日を逆算する記事も作りました。

出典